起業は楽しい反面、めっちゃ怖い。目の前の事に集中あるのみ

河村です。

2016年三月末に前職の部長とは上手くいかず、事実上のクビを言い渡されました。厳密には雇い止め。自分も納得していました。成果も出し、社内同僚からの評価もまずまずで恐らくYESと言っていれば続けられていたと思います。同じ頃、代表の野田からeiffelの事業の話を聞きました。

約二ヶ月分の生活費は貯めていました。四月になり転職活動を始めました。数社受けましたが、私は何か腑に落ちませんでした。学生時代から映像に携わっており、外資通信社ではニュース映像、そこからはゲームや映画のシネマティクスの3DCGIの映像世界にいました。小さい頃からCGに憧れを抱いており、デザイナーではなくマネジメントという立場でありながら、直近の仕事では、ずっと憧れていたゲームタイトルの開発に携わることでき、世界でもトップクオリティを出せる部署にいました。なので、もう同じ業界には行かないつもりで、異業種に未経験として面接などをしていました。幸い好条件の仕事がいくつかあったのですが、何故か腑に落ちません。頭の中で何か引っかかりがありました。

野田が思いついた事業、eiffelだ。

直近の会社で上司と上手くやれなかったので、次は会社や内容ではなく一緒に働く同僚で選ぼうと考えていました。野田とは強い共通点

株式会社forsistersをつくりました！

があり、前から一緒に何かやってみたいと思っていたこともあり、無意識に気持ちが引っ張られていました。最初に話を聞いたときには心が決まっていたのかもしれません。

中学生の頃、女の子友達に紛れながら授業中かまわず手紙を交換していました。その頃ぐらいからインターネットで探した他の国の人と文通を始めました。手紙を送ったりもらったりする楽しさ、嬉しさを知っていました。アメリカ留学の時は誕生日にグリーティングカードを友人に渡したりしていました。ただ、日本に帰ってくるとグリーティングカードを友人間で渡す事はほとんどなくなりました。だから、野田佑樹の事業、eiffelのアイディアに引き込まれ、

「自分もこのeiffelの事業アイディアを形にしたい」

と強く思ったのです。

私は以前二度ほど起業をしようと友人とプロジェクトを推し進めたことがありましたが、どちらも何も起こせず終わってしまいました。だから、今回こそは必ず形にしたいという強い気持ちで、野田と二人でforsistersを法人化しました。

仕事をやめてから既に２ヶ月が経過しています。まだまだプロダクトは絶賛開発中。貯めていたお金はもうすぐ底をつきます。脱サラ、起業なんて響きはいいですが、普通のサラリーマンんからしたら、当分は給与もバイト以下ですし、リスクの方が大きい。失敗を恐れるよりもチャレンジと毎日自分に言い聞かせていますが、それでも、ふと、不安で眠れない時があります。プロダクトが気に入られなかったらどうしよう、サービスが上手くいかなかったらどうしようなど心配し始めたらいくつも失敗する要素が浮かびます。

怖い

というのが、正直な感想です。ただ、同時にワクワクが入り交じっています。私が起業してサービスを作ることは、大勢の観客の前でのスピーチや、大事な試合やコンサートの直前などに感じるのに似ています。武者震いに近いのかもしれません。

そういった不安に襲われたときは、どうやったら上手くいくか、何が足りなくて、どこを改善すればいいかをひたすら考えています。そして、コードを書いて、調べて、失敗して、調べて、書いての繰り返しをします。一つ一つが動くとそれだけでなんだか全てが上手くいくような感覚に浸れます。

ドキドキ　と　ワクワク

恋。。。みたいな？笑

そんな思いで日々eiffelに愛を込めて作っています。一つ一つ良い物を作る。いいサービスになるように目の前の事に集中です。

それでは、また来週、河村でした！

ダスヴィダーニャ！！！

おまけ：

一つ一つの積み重ねが大事っていうじゃないですか、ローソンのドーナッツが美味しくてここ1ヶ月間ほぼ毎日食べてました。すると、体脂肪が4%も上がってるんですよ！！

４％！！！！

そういう、小さい積み重ねはいらねぇよ！！笑　と、体重計の上にのった裸の自分にツッコミました。間違った積み重ねをしてしまうと、丸くなる方向に行ってしまうのか。。。気をつけよう。